カクテルを「ショート・カクテル」と「ロング・カクテル」って呼びますよね?
これって何が違うか知ってますか?
まずは見た目。
ショートに使うグラスは円錐形で足のついたカクテルグラスや、
リキュールグラスなど、背が低いのです。
例えばこんなの
逆に「ロング」の場合は細長いタンブラーやコリンズグラスなど、
背の高いグラスで出てきます。
こんな感じ。
だけど、実はグラスの形では無いんだそうです!
そのカクテルを飲む最適な時間でショート、ロングに分かれているんです。
「ショート=ショート・タイム・カクテル 」
「ロング=ロング・タイム・カクテル」
が正式な呼び名です。
ショートは強いお酒同士を専用の道具で混ぜて冷やしてからグラスに注ぐので、
氷もほとんど入っていないし、アルコールが強くて量が少ないです。
一方のロングは、グラスで直接作ったり、一度シェーカーで材料を混ぜて、
その後にグラスで炭酸やジュースを氷と一緒に混ぜるため、
アルコールが弱めで量が多いです。
ですので、グラスの大きさも必然的にそうなりますね!
で、時間の話しに戻りますが、ショートは時間をかけて飲むと、
冷たさと味が損なわれてしまいます。
10分~20分程度で飲み干すことを目安に作られています。
片やロングは、時間をかけても冷たさや味が損なわれることが少なく、
30分~40分程度を目安として作られます。
でも、ロングの場合は氷が入っているため時間をかけ過ぎると薄まって、
本来の味わいが失われていきますので注意して飲んでください。
時間はあくまで、おいしくお酒を飲むための目安。
いくらショートが10~20分だからといってドンドン飲んで、
1時間に5杯も飲んだら、よっぽどお酒が強い人でない限り酔っ払います。
自分のペースでおいしいお酒を楽しく飲んで下さい。
万が一、酔い潰れてもサニーサイドのゆったりシートで休めますのでご心配なく(笑)